除湿機の選び方|デシカント式とコンプレッサー式の違いは?
2016/04/06

http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1456722937172/
これからの梅雨時から夏のジメジメした時期にかけて、洗濯物が乾きにくくなったり、部屋がかびたりするのはいやですね。
そんなとき、除湿器を使用すれば、お部屋を快適に保つことができます。
除湿器には大きく2つに分けて、デシカント式とコンプレッサー式がありますが、どんな違いがあるのでしょうか?
それぞれの特徴は異なりますので、使用時期や用途に合わせて上手に除湿器を選びましょう。
また、よく聞くハイブリット式とは?そんな疑問にもお答えします。
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デシカント式除湿器とは?

http://kakaku.com/kaden/dehumidifier/guide_2165/
【仕組み】
吸収性の良いゼオライト(乾燥剤)がお部屋の水分を吸着し、熱交換器で冷やして水滴に変え、タンクにためます。湿気を除去し、ヒーターの熱により乾燥した空気を放出します。この過程を繰り返すことで部屋の湿度を下げています。
【長所】
冬の低温時でも除湿能力が高いので、冬場の衣類乾燥に優れています。軽量で、コンパクトな機種がそろっています。コンプレッサーを内蔵していないので、音が静かです。
【短所】
ヒーターを使用しているので、コンプレッサー式より電気代がかかります。発熱量が多く室温が上昇するので、夏の使用にはあまり向いていません。
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コンプレッサー式除湿器とは?

http://kakaku.com/kaden/dehumidifier/guide_2165/
【仕組み】
エアコンの除湿機能と同じ方法と考えればよいでしょう。部屋の空気を冷やすことによって、空気中の水分を除去します。乾燥した空気が、除湿器から放出されます。
【長所】
高温時の除湿能力が高いので、梅雨時、夏場の衣類乾燥に優れている。デシカント式より電気代がかからない。
【短所】
コンプレッサーが内臓されている分、重量があり大きいので、デシカント式より場所がとられる。コンプレッサー音(振動音)が大きい。
ハイブリット式除湿器とは?

http://kakaku.com/kaden/dehumidifier/guide_2165/
【仕組み】
ハイブリッドには「複合」という意味があるように、デシカント式とコンプレッサー式の機能を併せ持っています。
【長所】
一年を通じて、安定して除湿ができる。
【短所】
本体は大きく、重たい。ヒータ使用時に電気代がかかる。
以上、デシカント式とコンプレッサー式、ハイブリッド式の長所と短所についてまとめてみました。
それぞれの特徴が異なるので、使いたい季節も考慮に入れる必要があります。
梅雨時や夏に使いたい場合は、コンプレッサー式が向いているでしょう。
冬場に使用したい場合はデシカント式が向いています。
除湿器を、冬と夏どちらに使用することが多いか考えてみると良いかもしれません。
ハイブリット式は値段が高めですが、夏も冬も最適の運動をしてくれます。
予算が許せば、これ一台で部屋干しも年間快適に使うことができます。
以上の点を参考にして、ご家庭に合った除湿器を選んでください。
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