加齢臭・オヤジ臭【自分で気づかないニオイ】の原因と消し方や予防法!
2016/04/10

https://doctors-me.com/doctor/symptom/75/column/2363
中高年にさしかかってくると気になるのが、加齢臭いわゆるオヤジ臭です。
困ったことに自分ではなかなかニオイに気づかないことも多く、知らずに周りを不快にさせてしまっていることもあります。
加齢のためにニオイがでてしまうのは仕方がないことなのですが、ニオイのせいで清潔感が失われてしまうのは残念ですよね。
いつまでも、さわやかな男性でいるために上手に加齢臭を克服しましょう!
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加齢臭の原因とは?
加齢臭の元となっているのが、脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって生じる「ノネナール」というニオイの物質です。
このニオイは、ロウソクや古い本、ブルーチーズなどのニオイに似ていると言われています。
年齢が若い間は、ノネナールがほとんどないのですが、40歳を過ぎると急増することが、加齢臭の一つの原因であると言われています。
ノネナールはなぜ、中年期になると増えるのでしょうか?
まず、若い時には体内に発生した活性酸素を除去するシステムが活発に作動しているのですが、残念ながら、40歳を過ぎるとこのシステムが弱くなってしまい、活性酸素が増えていきます。
この酸化に対する抑制力の低下によって、ノネナールの原料となる脂肪酸と過酸化脂質が増えてしまうのです。
つまり、簡単に言うと加齢によって増える、活性酸素、脂肪酸、過酸化脂質が大きな要因と言えます。
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加齢臭を予防しよう!
前述でご説明したとおり、ニオイの要因は、活性酸素、脂肪酸、過酸化脂質でした。
ですから、加齢臭を抑えるためには、これらのものを減らすことが不可欠ということになります。
では、どうすればよいのでしょうか?
1.食生活
まずは、毎日の食生活を見直しましょう。
基本的には脂肪の多い洋食よりも、和食の方がおすすめです。
主食は、ビタミンEが多い雑穀や、ビタミンB群が多い玄米や胚芽米にしましょう。
副食は、魚介類や海藻、野菜、豆類などを、また、デザートはフルーツにします。
また、抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取しましょう。
例えば、強い抗酸化作用のあるビタミンCやEは、ほうれん草やかぼちゃに多く含まれています。
飲み物をカテキンを含む緑茶にしたり、お酒をポリフェノールを多く含む赤ワインにしても良いかもしれません。
2.ストレス
ストレスをためればためるほど活性酸素は増え、過酸化脂質も増加します。
ですから、日頃からストレスをため込んでしまう前に、うまく解消することを心がけましょう。
1.運動すること
2.睡眠をしっかりとること
3.生活に小さくてもいいので変化をつけること
4.自然に触れたり、日光にあたること
などは、ストレスの軽減に有効です。
加齢臭を消す方法
予防対策をしたものの、それでも加齢臭が心配・・・という場合には、ニオイを消す方法をあわせて実行しましょう。
実は、加齢臭を簡単に消す方法があるのです。
毎朝、たった1分のシャワーを浴びるだけです。体をこすって洗う必要もありません。
42℃くらいの少し熱めのお湯で後頭部や耳の裏、首、胸、背中など、皮脂の出やすい部分にシャワーで30秒ずつお湯をあてるだけで、古い皮脂が洗い流され、ニオイが消えるのです。
シャワーを浴びられない場合には、熱めの濡れタオルで同じ箇所を30秒ずつ、優しく拭くだけでも、シャワーと同じ効果があります。
ぜひ、試してみてください。
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