土用の丑の日2016年はいつ?今年はうなぎの価格は高騰しそう?

出典 http://www.suntory.co.jp/enjoy/harenavi/technique/life/000285.html
夏になると食欲が落ちてきますが、そんな時にスタミナをつけるためにも食べたくなるのがうなぎです。
土用の丑の日にはうなぎを食べて夏を乗り切ろうという風習がありますが、実はうなぎの旬は夏ではありません。
土用の丑の日にうなぎを食べる理由や2016年のうなぎの価格はどうなのかなどご紹介しましょう。
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2016年土用の丑の日はいつ?
一般的に世の中で知られている土用の丑の日で言えば2016年は7月30日の土曜日になります。
ただ、土用の丑の日はこの他にもあります。
2016年の土用の丑の日は、
1月20日 水曜日
2月1日 月曜日
4月25日 月曜日
7月30日 土曜日
10月22日 土曜日
11月3日 木曜日
春夏秋冬それぞれに土用の丑の日はあるんですね。
そもそも土用というのは暦の上で季節の変わり目になる立春、立夏、立秋、立冬の前になる約18日間のことを指しています。
その18日間の中にある丑の日なので夏以外にも土用の丑の日があるわけです。
天然うなぎは夏よりも秋から冬にかけてが脂が乗って美味しいのですが、現在のように養殖うなぎがほとんどとなると旬はあまり関係ありません。
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土用の丑の日にうなぎを食べる理由は?

出典 http://www.ichi-mai.jp/unagiarimoto/
土用の丑の日にうなぎを食べる風習が始まったのは江戸時代の中期からです。
そもそもの起源は蘭学者、発明家の平賀源内という人物が夏の暑い盛りの土用の丑の日に栄養豊富なうなぎを食べると精がつくということを広めました。
夏になるとうなぎの売れ行きが落ちることに困り、アイデア豊富な平賀源内に相談したところ、丑の日に「う」から始まる呼び名の食べ物を食べて夏を乗り切るという風習をヒントにして思いついたこと。
うなぎ屋の店先に「本日は丑の日」という広告を貼り出したら大盛況になり、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が一気に広まったということが始まりです。
現代では、テレビやインターネットを介して様々な広告を見られますが、江戸時代でも口コミから人気が広まることが多々ありました。
平賀源内という人は、今で言えば人気コピーライターのような存在なのです。
うなぎが高騰し続けるのはなぜ?

出典 http://ure.pia.co.jp/articles/-/20216
うなぎの値段は年々高くなっているような気がします。
日本国内のうなぎの養殖産地として有名な愛知県一色町や静岡県の浜名湖などに近いところでも安く食べられるわけでもなくなってきました。
天然じゃなく、養殖なのにどうしてなのか不思議に思われるかも知れません。
しかし養殖うなぎでも、稚魚の繁殖はできないので稚魚の漁獲高が少なければ値段が高くなります。
うなぎの稚魚は年々少なくなっていると言われ、絶滅危惧種になるということも言われています。
そのうち、本当にうなぎを食べられなくなる日が来るかも知れません。
ぜひ、日本の技術でうなぎの完全養殖に成功してほしいものだと思います。
暑い夏に負けないためにも日本の夏にはビタミン豊富なうなぎは欠かせませんよね。
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