生理が終わらない原因は?止まらない鮮血は病気のサイン?
2016/06/16

出典 http://www.skincare-univ.com/article/004689/
生理の始まる初潮の時期も生理の周期や期間など、女性一人ひとりの身体によって個人差があります。
生理の状態は人と比較することが難しいので、自分の体の変化は自分自身で管理しましょう。
周期や期間などは体調によって乱れることはまたにはありますからそんなに心配することもありませんが、注意しなくてはいけないのは、生理の出血がいつまでも続くようなケースです。
病気が潜んでいないか、もしも病気ならどう対処したら良いのか、生理の異常についてみていきましょう。
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平均的な生理の期間
生理が始まって、経血がほとんどなくなるまで平均的な日数は3日から7日程度です。
ただ、これはあくまでも平均なので、10日くらい続く人もいます。
10日以上ダラダラと少量の出血が続く場合や、大量の経血が続くようなことが起こった場合は何か身体に変化が起こっているかも知れません。
生理不順で周期が安定しない方は一ヶ月以上続くこともあります。
このような場合は、病気ではないとしても貧血になることもありますので、婦人科に相談してみることです。
生理が続くのはホルモンの影響かも
生理の周期が大きく乱れるのはホルモンバランスに左右されている可能性が高いです。
生理周期はエストロゲンの分泌による卵胞期とプロゲステロンの分泌される黄体期に分かれています。
卵胞期と黄体期の境に起こるのが排卵になりますが、この二つのホルモンの分泌バランスが乱れると生理の周期を大きく見出し、ダラダラと生理が終わらないようなことが起こるケースがあります。
女性ホルモンを乱す原因にはほんの些細なことも影響します。
1.ストレス
2.ダイエット
3.寝不足
4.環境の変化
5.疲労
6.生活リズムの乱れ
7.食生活のバランス
このような日常の中の些細な変化で左右されるのです。
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生理が続く時に潜む病気
生理が10日以上終わらない時でも全てがホルモンによる影響とは言い切れません。
怖い病気が潜む場合があるのでそのサインを早めに察知するようにしましょう。
子宮筋腫
子宮筋腫は、子宮の中にできる良性の腫瘍です。
良性でもどんどん大きくなる筋腫は子宮内膜に癒着したりするので、生理の出血がひどくなることがあります。
大きな腫瘍になるとソフトボール大になることも。
生理の出血が大量になったり、不正出血や圧迫痛があるようなら早めに医師の診察を受けるようにしましょう。
子宮内膜症
子宮内膜症は若い女性に多くみられる疾患で、生理痛がとても重く、経血も多くなることもあります。
強い痛みがあることが特徴なので、生理痛が重い方は子宮内膜症の可能性もあります。
子宮がん
子宮がんは入口にできる子宮頸がんと子宮内部にできる子宮体がんがあります。
自覚症状がほとんどない女性特有のがんですが、不正出血や生理不順、生理が長引くことなど症状として現れることもあります。
生理の異常に気が付いたら
女性は自分自身の身体を管理する上で、生理のことを正しく観察することはとても大切なことだと思います。
「いつもと何か違うかも」と感じ、気になったことがあるなら、些細なことでも早めに婦人科に相談してみましょう。
何も問題なければ安心ですからね。
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