オリモノに鮮血が混じる原因と病気の可能性は?対策はどうする?
2016/06/15

出典 http://www.kounenki-josei.com/heikeigo-syukketsu/
女性が自分の身体のことをチェックする上でオリモノはバロメーターになります。
もしかして、女性特有の病気の前兆もオリモノをチャックすることで早く気が付くこともあるのです。
もしも血が混じることなど、身体が発しているサインもあるので、ぜひチェックしていきましょう。
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オリモノに血が混じるのは?
オリモノは、正常なら特に色はありません。少し白っぽく、半透明のような粘液です。
しかし、色のあるオリモノもあります。
よくあるのが、茶色やピンク色の血液が混ざったことで色が変化したオリモノが出るケースです。
生理以外に出血が起こることにはこのようなことが考えられます。
・何らかの病気による不正出血
・排卵の時に起こる排卵出血
・受精卵が内膜に着床する時の着床出血
・妊娠している場合は切迫流産
・性交の後の成功出血
・ホルモンの乱れによる出血
オリモノに少量でも血が混ざっていたらそれは何らかのサインだと考えて、婦人科を受診するようにしましょう。
とくに病気じゃなくても閉経が近くなった時や初潮が起こって間もない頃などには少量の血が出ることあります。
このような病気が原因ではなく排卵や着床などによって起こる出血を機能性出血と呼びます。
珍しいことではないのであまり神経質に心配し過ぎる必要はありません。
ただ、頻繁に起こる場合は念のために検査を受けると安心でしょう。
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不正出血が起こる病気
生理以外の出血があるとそれが少量でも病気のサインかも知れないので、婦人科では検査をすすめられます。
出血だけで病気を判断することはできませんし、病気は早く発見した方が危険は少なくなります。
排卵や着床などによる機能性出血の他に病気が原因で起こる不正出血を器質性出血と言います。
考えられる病気をチェックしましょう。
子宮頚管ポリープ
子宮の入り口部分にポリープができるものです。
良性のポリープなので、大きくならなければそんなに問題になることはありません。
ただ、出血しやすいので、オリモノに頻繁に血が混ざるので切除できるならした方が良いでしょう。
子宮膣部のびらん
とくに病気ではありませんが、子宮の口がもろくて出血しやすい体質です。
そのままでも問題はないのですが、あまり出血が多いようならびらん部分を切除することもできます。
子宮頸がん・子宮体がん
子宮にできるがんは不正出血から発見されることもあります。
痛みもなく、自覚症状もほとんどないのでこまめにがん検診を受けることが大切です。
もしも生理以外の不正出血があり、子宮がん検診を受けていない場合は早めに検査を受けてみましょう。
子宮と関連のある卵巣がんも他の部分に転移すると不正出血を起こすことがあります。
閉経後の不正出血は要注意
生理のある間は、妊娠の可能性もあります。
そのため、排卵出血などもおこりやすく、ホルモンの乱れでオリモノに少量の出血が現れることもあります。
でも、閉経後は少量の不正出血でも病気の可能性があるので閉経した後にオリモノに少量でも血が混ざっていたら婦人科に行きましょう。
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