下腹部の痛みの原因は?下腹部の痛みによる色々な病気をご紹介!
2016/01/11

http://howto-tokusuru.com/abdomen-pain
原因不明の下腹部の痛み、違和感で困ってはいませんか?
女性だと特に、婦人科系の病気の疑いも強くなるので不安は尽きません。
下腹部の痛みから考えられる病気と、それぞれに特有の症状をまとめたので、診断の参考にしてください。
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■虫垂炎(盲腸)
男女問わず病気として考えられるのが、虫垂炎です。下腹部の痛みが右側に集中していると、その可能性が高くなります。
強い腹痛や腰痛、嘔吐などを伴うのが特徴です。
■腎臓や膀胱の病気
膀胱炎や尿管結石といった病気でも、下腹部痛が目立ちます。
排尿時に痛みを感じたり、尿が白く濁っているなどの異変を感じることがあります。
血尿が出ると、腎臓や膀胱に腫瘍ができている疑いがあります。
■大腸炎
腰が痛んだり、下痢をしやすく便に血が混じっていると、潰瘍性大腸炎が疑われます。
■子宮内膜症
女性の場合、下腹部痛や腰痛と一緒に月経量が増えたり、生理痛の痛みが激しいと、子宮内膜炎症が考えられます。
子宮内膜(受精卵が着床し、胎児を育てる組織)が、子宮以外の場所にできてしまい、生理の時に排泄できないでいる病気です。
■子宮筋腫
子宮の筋肉層に、こぶ状の腫瘍ができる病気です。月経のたびに、しだいに経血量が増えてきたり、貧血や生理痛が重くなってくる症状があります。
経血の中にレバー状の塊が混じることもあります。
30代以上の女性に多くなる傾向があるので、要注意です。
■骨盤内感染症
骨盤内の子宮や卵巣、卵管といった組織に細菌やウイルスが感染する病気全般です。
たとえば、クラミジア感染症や淋病、子宮内膜炎といったものがよく見られます。
急性症状として、寒気や高熱を発する特徴があります。
■子宮や卵巣のがん
子宮の奥や入口、卵巣にがんができている可能性もあります。
進行していないうちははっきりとした症状は無く発見しにくいですが、初期症状で不正出血が見られる場合もあります。
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■まとめ

http://googirl.jp/lifestyle/1211hunintiryou451/
上記に紹介したいずれの病気も、放置していると危険な状態に進行してしまうので、早めの治療が肝心です。
女性の場合、生理痛だと思い込んで、重大な病気を見過ごしやすいので、特に気を付けましょう。
特に、婦人科系の病気は不妊のリスクが高まってしまいます。
なかには自分で症状が分かりづらく気が付かないうちに進行しやすい病気もあります。
体調で少しでもおかしいと感じることがあったら、早めに病院を受信するとともに、定期的に健診を受けて、がんなどの早期発見に努めましょう。
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