地蔵盆って何?お供えは何がいい?のしの書き方は?
2016/06/12

出典 http://readiness-kids.blog.so-net.ne.jp/2012-08-28-2
地蔵盆って聞いたことがありますか?
中部・関西地方、特に近畿を中心とした地域に盛んな行事なので、それ以外の人には馴染みがないですよね。
そのあたりの人にとっては夏休み最後の一大イベントなんですよ。
ここでは、そんな地蔵盆についてまとめていますので見ていってください。
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地蔵盆ってなに?
地蔵盆とは、簡単に言うと「お地蔵さんを祀り感謝をする日」です。
そして主役は「子ども」というのが一番の特徴です。
これは、地蔵が、子どもやその地域を守るために祀られているものだと考えられているからです。
一年間を子どもが元気に過ごせたことを感謝し、お祝いするのです。
期間は地域によって多少ずれはありますが、8月23.24日の地蔵菩薩の縁日に行われます。
ただ最近は少子化が進み、子どもの少ない地域では1日に縮小されている地域もあるようです。
この期間は大人たちが子供のためにお菓子やおもちゃを用意して「接待」するのです。
具体的には何をするの?
地域によって催されることは様々です。
●子どもたちがお地蔵さん巡りをして、町の人からお菓子をもらう
●大きな玉の長い数珠を子ども達が回す儀式をする
●小さな地蔵を海で洗い、思い思いの化粧をする
●子どもの名前が入った提灯を会館に吊るし、その下で盆踊りをする
●お地蔵さんにお供え物をし、お菓子を食べたりゲームをする
このように、大人が「接待」してくれる地蔵盆は、子どもたちにとって大変楽しみな行事なのです。
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お供えは何がいいの?
お地蔵さんにしたお供えは、そのあと子たちにふるまわれます。
集まった子供たちみんなに配るので、数をたくさん用意した方がよさそうです。
例えば
●小袋のスナック菓子
●駄菓子
●一口サイズのゼリー
●もなか
●缶ジュース
などです。
これらをビニールにまとめて配ります。
地蔵盆がある地域では、この時期が近づくとスーパーにお供え用のお菓子やジュースが並びます。
お地蔵さんのイラストが描いてあるおせんべいなんかも期間限定で販売されるんですよ。
のしの書き方はどうする?
お札は祝儀袋に入れます。
祝儀袋は、のしがついた紅白の蝶結びを使います。
(地域によっては黄白の仏事用を使う場合もあります)
表書きは
●お供え
●志
●灯明料
●御尊前
と書きましょう。
子どもがいる家庭は、子どもの名前でお供えをします。
子どもがいない場合は大人の名前でお供えをします。
お供えの金額も地域によって様々ですが、1000円~3000円であることが多いです。
現金のお供えをしないところもあるので、地域の方に聞いてから用意するのが良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
地蔵盆は日本版のハロウィンのようなものです。
その地域の子どもだけではなく、観光客も参加できます。
のしの書き方なども掲載しましたが、そんなに堅苦しくないお祭りなので、気軽に参加してください。
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