子供の高熱が続く原因は?インフルエンザ以外で考えられる病気は?
2016/06/21

出典 http://healthil.jp/18500
子供が急に発熱をする時、しかも38.5℃を超えるような高熱になった時、とても心配で、どうしたら良いのか慌ててしまうことがあります。
インフルエンザが流行する季節なら予防や対策にも注意しますが、夏にも子供が高熱を出すことがある病気は少なくありません。
知っていくと、いざという時にパニックにならずに落ち着いて行動できます。
子供の高熱の原因についてご紹介しましょう。
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0歳から1歳までの高熱
生後4ヶ月~20ヶ月くらいに発熱する突発性発疹は、生まれて初めての発熱になることが多いので、比較的多くの方がご存知でしょう。
38℃くらいの熱が3日間ほど続き、熱が下がったあとに身体の発疹が出てきます。
突発性発疹は、熱があっても子供が元気なことが多いので高熱にならないと発疹が出てから気が付くこともあります。
心配する病気ではなりませんが、発熱による脱水症や脳への炎症など合併症の危険がゼロではないので注意してあげましょう。
夏風邪のヘルパンギーナ
子供の夏風邪の代表的なのが高熱を伴うヘルパンギーナです。
コクサッキーA群などのウイルス感染による夏風邪です。
喉の強い痛みが出て、熱は38℃以上の高熱になることが多いです。
熱は3日ほど続くことがあります。
保育園や幼稚園など、集団生活では感染しやすい夏風邪です。
喉の奥に小さい水疱が沢山できて、それがつぶれると水を飲んでも痛みがあります。
高熱があるのに飲み込む時の痛みを嫌がって水分を摂りにくくなるので脱水症に注意です。
早めに医師の診断を受けてのどの痛みを軽減する処方をしてもらいましょう。
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流行すると怖いプール熱
夏に子供たちが水遊びをすると感染しやすいことからプール熱と呼ばれるのが咽頭結膜炎という感染症です。
結膜炎と言えば、眼の感染症というイメージですが、同じアデノイドウイルスの感染で起こるものです。
プール熱はとにかく高熱になります。
40℃前後の高熱が5日ほど続くことがあるので、年齢の小さな子供は油断できない病気です。
感染力が強く、肺炎になることもあります。
プール熱になった場合は他への感染を防ぐように医師の指導を受けましょう。
子供は高熱が出やすい?
子供は大人と比べると平熱が高めです。
大人ならダルく感じるくらいの発熱でも子供は意外と元気なこともあります。
そのため、病気の初期段階に気が付かないこともあります。
子供には高熱になる感染症がいくつもありますので、まずは発熱の原因が何から起こっているのか早めに突き止めるようにしましょう。
食欲がなくなったり、機嫌が悪くなったりと、いつもと違う様子なら、体温を計測してくださいね。
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