妊娠中に妊婦さんが食べてはいけない食べ物とその理由とは?
2016/06/21

出典 https://latte.la/column/15751490
妊娠前は意識しないで食べていたものでも、妊娠後は食べてはいけない食品ってけっこうあるんです。
ジャンクフードやトランス脂肪酸、インスタント食品は体に悪そうというのは見当が付きますが、体に良さそうであっても気を付けなければいけないものもあります。
元気な赤ちゃんを産むためにも是非知っておきたいですね。
今回は、妊娠中に妊婦さんが食べてはいけない食べ物とその理由についてまとめてみました。
スポンサーリンク
妊婦さんが食べてはいけない食べ物
いつもは元気な妊婦さんでも、実は妊婦さんの体内の免疫力は著しく低下しています。
そこで妊婦さんは、通常の人よりもノロウイルスに感染したり、食中毒になる可能性が高いのです。
食中毒になると嘔吐や下痢を引き起こします。
下痢によって子宮が収縮し、早産の原因になることがあると言われています。
では妊婦さんが避けた方がよい食べ物を見ていきましょう。
リステリア菌という菌はリステリア症を引き起こす怖い菌です。
リステリア症にかかると、髄膜炎や敗血症を引き起こしたり、胎児が早産したりさらには死産に至ることもあります。
妊娠中はこの菌に感染する確率が20倍と言われています。
リステリア菌が潜んでいる食品は以下のとおりです。
生ハム・魚卵製品(いくら・たらこ・筋子・明太子)・加熱していないナチュラルチーズ・ネギトロ・燻製魚介類(スモークサーモン)・殺菌していない牛乳
妊娠中でない方であれば、免疫力によってこれらの菌に抵抗できますが、妊婦さんが万が一感染してしまっては怖いですね。
さらに、お肉や魚を十分に加熱することも気を付けなければなりません。
お肉を切った後のまないたや包丁は必ずよく洗い、できれば熱湯消毒をするとより安心でしょう。
また、寄生虫や細菌がついている恐れがあるので生野菜をよく洗うことも大切です。
カット野菜を使用する場合にも、洗浄剤が使われているのでよく洗い流しましょう。
スポンサーリンク
生ものの他にも食べてはいけないものとは?
・ひじき
ひじきは鉄分が含まれていて健康的な食品でもありますが、実はヒ素が含まれています。
外国産のものでも国産のものでもヒ素は含まれています。
なんとフランスでは、妊婦さんがひじきを食べるのを禁じているほど。
しかし調理法をきちんとおさえれば怖い食品ではなくなります。
ポイントは水でしっかり戻し、茹でて加熱をすることです。
これらの調理方法の段階を踏めば、ヒ素は4%しか残らず、わかめのヒ素含有量より低くなります。
下処理をしっかりすることがポイントですね。
以上、妊婦さんが気を付けなければならない食品についてご紹介しました。
どの食品でも菌はもちろん存在しますから、あまり神経質にならずに衛生管理をしっかりすることを普段の生活で心がけてみて下さい。
スポンサーリンク