愛犬の嘔吐・食欲不振・下痢の原因と治療法は?震えや白い泡を吐くと危険?
2016/06/23

出典 http://peco-japan.com/57417
愛犬が体調不良になると焦ってしまいますよね。
犬はしゃべれないので、どこがどれくらい悪いのか分かりづらいと思います。
ここでは、いくつかの体調不良の原因などをまとめていますので参考にしてください。
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嘔吐の原因と治療法
嘔吐の原因として考えられるのが、胃の運動機能が異常を起こしているということです。
例えば「胃拡張」や「胃捻転」が考えられます。
特に胃捻転は、胃がねじれる危険な病気です。
食べ物や水分をを一気に胃に入れ、直後に運動をすると、胃の中にガスが発生し胃捻転を起こすことがあります。
カルシウムを過剰に摂取するのもよくありません。
食べ物はゆっくり食べさせるか、数回に分けて与え、食後はすぐ運動させないようにしましょう。
特に吐物の中に血液が混じった場合は注意が必要です。
胃潰瘍、腫瘍が考えられるのですぐ動物病院にかかりましょう。
治療法は、「絶食と絶水」です。
犬が元気な場合は24時間の絶食と12時間の絶水を行います。
喉が渇いていそうな場合は、氷を数個なめさせてください。
元気がない場合は、獣医師の方針に従ってください。
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食欲不振の原因と治療法
食欲不振の原因として考えられるのことはたくさんあります。
・ストレス
・ウィルス感染
・胃腸の病気
・歯の病気 etc
少しでも食べ物を口に入れれそうであれば、少量のニンニクをみじん切りにし餌に混ぜます。
ニンニクの香りは犬が大好きで食欲を刺激します。
ただ単にドックフードに飽きていたり、嫌いな味の場合もあるので、ドックフードを変えてみるのも手です。
自然治癒を待つのもいいですが、食欲不振が長く続く場合や子犬や老犬の場合は急変しやすいのでよく様子をみてあげてください。
病気が原因であれば、投薬治療や手術が必要です。
栄養不足が深刻であれば、点滴をします。
下痢の原因と治療法
人間と同じように、ストレスや食あたり、水分の摂りすぎで下痢をすることがあります。
慢性的に続く場合は寄生虫や、腸の潰瘍などが考えられます。
一過性の場合は、なるべくストレスのない環境を作りましょう。
そして、腹巻をしたり、少し温めたドックフードを与えたりしてお腹を冷やさないようにしてください。
下痢をしてぐったり元気がない場合はすぐ病院に連れていきましょう。
投薬や、手術をしてくれます。
こんな症状が出たら危険なサイン
犬が震えるというのはよくありますよね。
でも、同時に白い泡を吐いた場合は注意が必要です。
白い泡は胃液です。
胃液が過剰分泌したり、逆流すると白い泡を吐くことになります。
例えば、ドックフードを変えて白い泡を吐いた場合は、アレルギー反応を起こしている場合があります。
激しいアレルギーが反応がある場合、命に関わります。
心配な場合は、動物病院で血液検査をしてくれるので診てもらいましょう。
まとめ
犬が吐いたり、ご飯を食べなかったりって結構ありますよね。
いつものことかと軽く見ていると、思わぬ病気が隠れていることがあります。
いつもと違うな、長く続くな、と思えば早めに病院で診てもらいましょう。
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