ロキソニンは危険なの?外国で使われないロキソニンの副作用とは?

出典 http://togetter.com/li/927611
鎮痛剤として、病院でも処方されることが多いのがロキソニンです。
偏頭痛や生理痛などで常用している方も多いのではないでしょうか?
しかし厚生労働省が重要な副作用があると注意喚起したことから、使用を止める人も出ています。
ここではロキソニンについてまとめていますので見てみてください。
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ロキソニンとは??
最初にどんな薬なのか少し紹介します。
ロキソニンは、炎症を抑え痛みを和らげる「鎮痛作用」と熱を下げる「解熱作用」があります。
薬効が強いので、第1類医薬品に分類されています。
薬局でも購入することが出来ますが、薬剤師による対面販売が義務付けられています。
一時的によく効きますが、対症療法薬なので、根本的に病気を治すわけではありません。
ロキソニンの副作用って?
医薬品には、使う人の安全を確保し適正な使用が出来るように作成された文書である医薬品添付書を付けることが定められています。
この医薬品添付書の「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を記載することを厚生労働省が義務付けました。
ロキソニンを飲んだ患者に小腸・大腸の狭窄・閉塞の事例が6例報告されて、ロキソニンとの因果関係が否定できないためです。
●腸狭窄とは?
腸狭窄は腸管が狭くなり、食べ物などが通りづらくなる状態のことです。
胃が麻痺したり、吐き気や酷い腹痛や下痢を起こすこともあります。
●腸閉塞とは?
腸閉塞は腸狭窄がさらにひどくなった状態です。
腸がふさがり、食べ物やガスが腸の中にたまってしまいます。
腹部が膨張したり、激しい腹痛が起こります。
合わせて脱水症状や血行不良が起こり、最悪の場合死に至ることもある病気です。
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使用上の注意は?
一番の対策は「何か食べた後にロキソニンを飲む」ということです。
空腹時に強い薬を飲んでしまうと胃に負担がかかってしまいますよね。
どうしても食事の前に飲まなければいけない場合は、牛乳やヨーグルトを飲み胃を保護しましょう。
あとは、摂取量に気を付けてください。
1回1~2錠を飲んだら、6時間は間を開けて飲みます。
基本的に、1日2回、最大でも1日3錠までです。
お医者さんによっては量を増やすこともありますが、自己判断で多めに飲むのはやめましょう。
その他には
●胃潰瘍や肝臓に異常がある人は飲まない
●妊娠中は基本的には控える
●鎮痛薬などで喘息がでたことがある人は医師に相談する
●使用期限を守る
といったことを守ってください。
まとめ
よく効く薬なだけに飲み方を間違えると恐ろしい病気に発展してしまうかもしれません。
ロキソニンだけでなく、薬を飲むときは使用上の注意をしっかり守りましょう。
上手に付き合えばそれほど怖がらなくても良さそうです。
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