冷え性を放っておくと怖い病気になるって本当?冷えを解消する方法は?
2016/12/31

出典 http://zi-gen.com/bodily-cold-1857
寒~い季節は、手足の冷えが辛いですよね。
携帯や本を読もうもんなら手がキンキンに冷えたり、足先が冷えてなかなか寝付けなかったり・・・
もう体質だからしょうがないと諦めているあなた。
冷えは万病のもとと言われるように冷え性を放っておくのは良くありません。
ここでは冷え性の原因や解消方法を紹介しています。
すぐに始められるものばかりなので、この先健康に過ごすためにもぜひ試してみてくださいね。
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冷え性の原因は?
冷え性の原因は大きく分けて3つあります。
●血液循環の不良
これがもっとも多い原因です。
特に貧血・低血圧の人は冷え性の症状が出やすくなります。
貧血により体に上手く酸素や栄養素が運ばれず各組織がうまく熱を作り出せなくなったり、低血圧により全身に血液を送る力が弱く心臓から遠い手足まで血液が届かないからです。
またきつい靴や下着をつけていると血流が滞り、皮膚感覚が鈍ることで体温調節の指示が出なくなるのです。
寒いからと靴下をたくさん重ねてはくのも逆効果になる場合があるので注意しましょう。
●筋肉量が少ない
熱は筋肉運動によって発生します。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、女性の方が冷え性の割合が多いのです。
運動不足の人は筋肉運動が少なくさらに冷え性に繋がってしまいます。
●自律神経の乱れ
体温調整の指令を出すのは自律神経です。
これがストレスや寝不足によって乱れると、上手く機能しなり冷えた状態が続いてしまいます。
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冷え性が原因で起こる病気
●膀胱炎
下半身が冷えることで一番起こりやすいのが膀胱炎です。
膀胱の粘膜が36~38℃に保たれていれば細菌が入ってきたとしても感染や繁殖はしませんが、冷え性によって下半身が冷えた状態だと細菌が繁殖しやすくなっています。
また代謝が悪くなることで抵抗力がおちて感染しやすくなります。
膀胱炎は1度かかると再発・慢性化しやすい厄介な病気です。
●不妊症
不妊の決定的な原因が無いにもかかわらずなかなか妊娠できないという人の中は冷え性が原因の場合があります。
子宮周辺の冷えによって、排卵障害や着床障害が起こることがあります。
血液の巡りが悪い状態では、栄養素や酸素が充分に子宮に送られず、繁殖能力が低下してしまうのです。
排卵を促す黄体化ホルモンも血液にのって運ばれるので、排卵障害にも繋がります。
●肩こり
血液の巡りが悪い状態だと、筋肉に綺麗な血液が届かず老廃物が溜まった状態になります。
そうなると体の硬直し、緊張した状態が続くので肩こりになってしまいます。
肩こりを放っておくと、頭痛や目の疲れにまで発展し全身に症状が現れるので早めの改善が必要です。
冷え性の改善法は?
●冷たい飲み物や食べ物を控える
夏場はついつい冷たいものを多く摂ってしまいますよね。
でもあまり冷たい物ばかり口にしていると内臓から冷え代謝が悪くなってしまいます。
この代謝が悪いはすぐに改善されるものではないので冬まで引きずり、冷え性の原因になってしまいます。
飲み物は暖かいものか常温のものにしましょう。
コーヒーや緑茶はホットでも体を冷やす作用があるので飲み過ぎには注意してください。
逆に、火を通した生姜やかぼちゃ、鶏肉、マグロ、葱は体を温める作用があるので積極的に食事に取り入れましょう。
●湯船につかる
体を芯から温めるためには、半身浴がおススメです。
39℃くらいのお湯に20分を目安につかりましょう。
深さはみぞおちがつかるくらいで、肩が冷えるようならお湯に浸したタオルをかけるとよいですよ。
半身浴なら体に負担をかけず長時間入ることが出来ます。
湯船につかることで自律神経を整えリラックスする効果もあります。
●適度な運動をする
特に足の筋肉を鍛えることを意識しましょう。
ふくらはぎの筋肉は第二の心臓とも言われ、血液の循環を良くするのには重要な筋肉です。
余分な血液を心臓に力強く押し戻し冷えを解消させられます。
ウォーキングなら足の筋肉をしっかり使え、さらに全身運動なのでとてもおススメです。
なるべく歩くことを意識して毎日30分程度のウォーキングをするとよいでしょう。
もしウォーキングが足りないと思った日は、スクワットをしましょう。
バランスをとりながらしゃがんだり立ち上がったりするのは、思っているよりも全身の筋肉を使いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
冷えるのは冬だけだと思いがちですが、意外と真夏でも室内はクーラーがかかっていたりして血行が悪くなってしまいます。
暖かくなっても油断せず、冷え性の対策をしましょう。
体温36.5度が一番免疫力が高く健康的な状態だと言われています。
基礎体温をあげることを目標にしましょう。
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