五月病ってどんな病気?原因・症状や対策法は?
2017/01/30

出典 http://andronavi.com/2013/05/264834
4月から新しい生活がスタートして精神的にも肉体的にも疲れが溜まってくると、意味もなく落ち込んだり無気力になったりする経験がありませんか?
それってもしかしたら五月病かもしれません。
よく耳にするワードですが、実際はどんな病気なのでしょうか。
ここでは五月病の原因や対策をまとめています。
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五月病とは?
進学・就職・転勤などの環境の変化によって、
・不安感
・無気力感
・イライラ
・焦り
・食欲不振
・めまい
・動悸
といった症状が出ます。
環境が変わる前はやる気や希望に満ちていても、実際は上手く環境に馴染めなかったり思ったように結果が出ないとその焦りからストレスが溜まり体の不調として現れるのです。
しかし実は「五月病」という病名はありません。
病院に行くと「うつ病」や「適応障害」と診断されます。
この症状は大抵の人が一過性で、環境に慣れるのに従って症状も回復します。
1~2カ月ほどで良くなるのでしょう。
五月病にかかりやすい人の特徴は?
・完璧主義
・几帳面
・真面目
・内向的
・責任感が強い
・我慢強い
計画通りに物事が進まないと気が済まない人や、人に意見を伝えるのが苦手な人は心の内側にストレスが知らず知らずのうちに溜まってしまいます。
適応障害と診断されるといったように、新しい環境の変化に馴染むのが苦手な人は要注意です。
また「初めての一人暮らしや引っ越し」+「進学・就職」と環境の変化が大きい人もストレスが溜まりすいです。
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もし五月病になったらどうする?
一番大切なのは規則正しい生活をすることです。
3食きっちりバランスのとれた食事とじゅうぶんな睡眠をとりましょう。
特にビタミンCは健康な体を維持するためには必要不可欠です。
ストレスを感じるとビタミンCは失われてしまいますので、野菜や果物を意識して摂取しましょう。
さらに睡眠をしっかりとることで脳の疲労を取り去り、仕事の効率が上がります。
寝不足の状態だと集中力が落ち失敗したりしてストレスも溜まるので悪循環になってしまいますよ。
運動をすることも効果的です。
運動をすると脳はセロトニンやエンドルフィンを分泌します。
これは、幸福感を与えて疲れを取る効果があります。
適度な疲労感から質のいい睡眠になるので一石二鳥です。
まとめ
このご時世、ストレスを溜めるなという方が難しいですよね。
体に不調が出るまで我慢せず、時には何もせずのんびり過ごしたり好きな趣味に没頭したりして自分にあったストレス発散方法を見つけましょう。
もし五月病の対処法が効かなかったり長く続くようであれば、一人で悩まず心療内科の受診をおススメします。
地域の保健センターなどでも相談出来るので問い合わせをしてみてください。
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