七草粥の意味と由来は?おススメの調理法は?
2016/01/11

http://gokurakuya5968.tenkomori.tv/e346003.html
正月明けに食べる七草粥、その由来と意味を知っているでしょうか?
ここでは、七草粥のおすすめの美味しい調理方法と併せてご紹介します!
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七草粥の歴史、その由来
七草粥を1月7日に食べる風習は、大元は中国から伝わったものであり、それが日本の正月行事と交わった結果です。
7日は中国では「人日」という節句があり、この日に七つの野菜を使った料理を食べることで、健やかで安全な一年を願ったそうです。
日本でも、年明けに五穀豊穣を願い若草を採って食べる習慣があったのですが、7日の「人日」と7種類の若草が丁度良い意味で合わさり「七草粥」が生まれたのです。
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正月明けに七草粥を食べるメリット
現代でも、風習で季節感のある料理を楽しむだけでなく、新年の健康なスタートを切る大きなメリットがあります。
まず、食べ過ぎ・飲み過ぎになりがちで疲れ気味の正月明けの胃腸を、消化がよく胃に優しい七草が休ませてくれます。
さらに、栄養バランスに優れていて風邪をひきやすい冬場の体調管理にもぴったりです!
単に風習から無病息災を願っているだけでなく、実際に風邪予報になり、健康になれるんですね。
七草の意味を知ろう

http://www.misbit.com/recipe/mid001940.html
七草それぞれの意味や効果を知ると、さらに味わい深く、どんなに優れた料理かも分かりますね。
・せり
胃腸や血圧に良い効果がある。「競り、勝利する」という意味。
・なずな
むくみ解消や解毒の作用がある。「穢れを撫でで払う」という意味。
・ごぎょう
せき・たんなど喉の不調を解消する。「仏の体」という意味。
・はこべら
お腹や胃の炎症を鎮める。「繁栄」を意味する。
・ほとけのざ
食欲を促進し、胃腸を元気に保つ。「仏の居る所」を意味する。
・すずな
美肌作用や、消化促進作用がある。「神仏を招く鈴」を意味する。
・すずしろ
肌をきれいにし、風邪をひきにくくする。「清らかな白」を意味する。
七草粥のおすすめの調理法・食べ方
全部の七草を揃えるのがまず大変そうですが、スーパーに行けば七草粥のセットが売られているので、簡単に作れます。七草にこだわらず、お好みの青い野菜を入れてみるのもおすすめ。
作り方は、お米を30分ほど柔らかく煮た後、出来上がる直前に味付けと七草を入れるのがポイントです。少し甘めの塩であっさり目の味付けをすると、七草とお米の風味が引き立ちます。
お粥だけでは物足りないなら、副菜として根菜のきんぴらや、ふろふき大根、豚肉と野菜をあっさり炒めた料理が相性が良いです。
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